新卒内定者研修

東アジアの国々を中心に子どもたちとの交流会を企画から当日運営まで内定者全員で創りあげる内定者研修。内定後、約6か月間かけて準備を行い、言語が異なる子どもたちに楽しんでもらい、想いを形にする時間を創っていきます。こうした社会貢献活動や、形のないものを創りあげるプロセスをその後に続く国内Ring活動にも活かしていきます。

2006年から始まった学校建設と交流会のプロジェクトは、毎年支援の輪を広げ、現在まで継続しています。近年は、東アジア諸国の発展も相まって学校建設のハード面の支援だけでなく、教育やスポーツなどソフト面での需要も高まっています。そういった世界情勢をキャッチし、プロデュース内容に取り入れることで、相手のニーズを捉え、期待を超えていけるよう真剣に向き合っていきます。

毎年、世の中で求められているニーズに合わせて少しずつ形を変えながら実施している国内Ring活動ですが、その根底にあるのは「あったらいいな」の想いをカタチにすること。その想いを実現するために、同期全員で何度もMTGを重ね、イベントの企画立案から集客・広報活動・当日の運営までも、全てゼロから準備をしていきます。0→1をうみだす面白さと大変さの両面を体験し、〈相手のニーズや時代の変化を掴み、これまで継承してきたものをさらに進化させる〉という新しい価値を創りだす体験をしていくことができます。

海外Ringは社会貢献の要素が強い一方、国内Ringは内定者自身の体験や経験値を活かしながら、地域や対象者へ還元していく企画をしていきます。さらに、国内Ringは内定者自身と対象者だけでなく、第三者を巻き込みながらイベントを創り上げていきます。想いに共感をして活動してくれる仲間集めをするところからスタートし、共にイベントを盛り上げ、想いの輪を拡げてきました。内定者自身が世の中や時代のニーズを捉え、それに対するアプローチを自ら考えてアクションを起こしていくことによって、地域や社会へも貢献し、成長を促進していきます。

これまで高齢者福祉施設や障害者福祉施設でのイベントの企画運営や、海外の学校へ支援物資をギフトとして届ける企画など、さまざまなプロジェクトを行ってきました。ミッションに向けてリーダー・副リーダーを中心にミーティングを複数回実施していきます。学校以外でのこのような活動に参加することがほぼないため、毎年ミッション発表後はどう進めていくのか分からず戸惑うメンバーも少なくありません。

それでも、何が自分達にできるのかをそれぞれが最大限に想像し考えることで、必ずカタチになっていきます。経験のないことへのチャレンジですが、この経験が日常の業務にとって大きなプラスになります。プロジェクトを通して同期同志のことを知り、最後までやり遂げカタチにする成功体験を持つことが、社会人1年目のスタートダッシュへの自信となっています。